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小学一年生が朝泣く原因は何?登校渋りで泣く子へ親はどう対応する?

子育て
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小学校一年生になり、朝「学校に行きたくない」と泣いてしまうお子さん。

いじめられているなどの明確な理由がない場合、親としては対応に困りますよね。

私も悩む保護者の1人でした。

小学生でも泣くの?
どうしたら泣かずに行ってくれるの?
いつまで泣くの?
どう対応したいいの?

そんな悩みのついてまとめました。
ぜひ参考にしていただければと思います。

今回はいじめなどの明確な理由はないのに泣いてしまう場合のケースになります。

小学一年生でも登校渋りで泣くの?

小学生になったのにまだ泣くの?!と思ってしまいますが、泣きます。
満6歳で小学生になりますが、6歳ってまだまだ幼いのです。

幼稚園・保育園児の頃から比べたらずいぶん大きくなっているしできることも増えました。
しかし、ついこの間までは必ず親や先生がサポートし、1人で外を歩くことすらなかった子が多いのです。
幼稚園や保育園とはまったく異なる環境に突然ほうりこまれ、戸惑いもあるでしょう。

他の子は泣かずに登校しているのになんでうちの子は・・・
なんて親が不安になってしまうこともありますが、泣いてしまう子は他にも必ずいます!

泣いてしまう原因を次から説明します。

小学一年生が朝泣く原因は?

泣いてしまう多くの子が「不安がうまく言葉にできない」状態になっていると思われます。
または、言葉には出せるけど不安や緊張があふれてきて涙まであふれてしまうんですね。

不安や緊張につながっている大きな原因は3つあります。

母子分離不安

幼児によく使われるこの言葉。
お母さんと離れる時に不安になってしまうことです。
まだ小学生になったばかりの子は親と離れて登下校・授業などこなしていかなければならない状況に不安を感じてしまいます。

実際に我が子が学校で泣いてしまった時、先生が理由を聞くと「ママに会いたい」と言っていたそうです。

家では「ママと離れたくない」と言ったことはなかったのですが、先生にはそう話したとのこと。

新しい環境が苦手で繊細な息子です。
同じ保育園から同じ小学校へ行く子は1人もいませんでした。
なので余計に不安と緊張があったのでしょう。

そんな環境で、親と離れて新しいことをするということが不安だったのだと思います。

新しい環境に慣れていない

保育園や幼稚園で集団生活をしていたとはいえ、小学校はまったく違う環境になります。

・一日の流れがまだつかめていない
・何がどこにあるのかわからない
・知らない友達が多い
・新しいことが始まる

個人差はありますが、新しい環境に慣れるまでに時間がかかる子は不安や緊張が大きくなるでしょう。

小学一年生当時の先生も
「小学校入学は子供にとって大人が想像するよりも大きなストレスになります。」
と言っていたほどです。

環境の変化だけでも疲れてしまい、泣いてしまう可能性もあります。

人間関係

友達がいない先生と合わないなど人間関係に不安を感じている時も泣いてしまいます。

知っている友達がいれば少しは不安解消になるのでしょうが、誰もいないとなると子供の寂しさは倍増です。

また、一年生ということで気にかけてくれる先生が多いものの、幼稚園・保育園の先生のように手厚いサポートではなくなります。
今までとの先生の対応や距離感の違いから「先生がこわい」につながってしまう場合もあります。

朝泣いてしまう小学一年生への親ができる対応

共感する

まずは共感することです。

「行きたくないよね~」
「私もそうだったな~。学校行きたくないことあった」
「私も仕事行きたくないな~。でも頑張ってくるから一緒に頑張ろう」
「はじめは緊張するよね」

行きたくない・不安などの感情を否定しないように声をかけます。
子供にとって、自分の気持ちをわかってもらえているという安心感は必要です。

一緒に登校する

時間がゆるせば一緒に登校します。
我が家の場合は私と夫の都合が合わせることができたので付き添い登校をしばらく続けました。

付き添い登校についての記事はこちら

登校中に話を聞いたり、次の休みは何する~?と楽しみをつくるようにしてテンションをあげるのもいいですね。
一緒に登校するだけで学校につけばケロっとして一日過ごしてくるという場合もありますよ。

先生と連絡をとる

どうしても朝泣いて登校を渋るようであれば先生と連絡をとって、子供の様子を伝えたり学校での様子を聞くのもいいでしょう。
もしかしたら、家では話さないけれど学校で何か嫌なことがあったり、困っていることがあるかもしれません。

我が家の場合は、あまりにも朝泣くので、学校での様子が気になり先生に連絡帳を通して聞きました。
幼稚園・保育園とは違い、こちらから動かないとなかなか学校側から様子を伝えてくれるということはありません。
気になる方は電話や連絡帳で学校に連絡を入れてみると良いでしょう。
我が家の場合は先生も学校での様子を気にかけてくれるようになりました。

休む

大人でもそうですが、疲れやストレスから体調を崩してしまうことがあります。
病は気からという言葉があるように、身体と気持ちは密接な関係なんですね。

そんな時はゆっくり休んで体も気持ちも回復させることが必要です。

朝泣いてしまう小学一年生に親がしてはいけないこと

泣かないの!と怒る

泣いている子に怒っても逆効果です。
どうしようもなく感情があふれている時にさらに追い打ちをかけるように怒ってしまうと余計に泣いてしまうことも。
感情を表に出すことも大事です。
泣いている時は泣かせてあげましょう。

他の子とくらべる

「みんなは1人で元気に行っているのに、なんでうちの子は・・・」と思ってしまいますよね。
我が子だけがいつまでも泣いているような気がしてしまうのです。

比べてはいけないとわかっていても、こちらも時間がない時や余裕がない時は「なんで・・・?」となんてしまいがちです。

しかし、子供は今嫌だから泣いています。
慣れるのが早い子もいれば遅い子もいるのがあたりまえ。

「みんな違ってみんないい」と口ずさんで目の前の子供のことを考えましょう。

泣いてたら恥ずかしいよと言う

「もう一年生なんだから泣いたら恥ずかしいよ」は禁句です。

子供だってきっと泣きたくて泣いているわけではありません。
だからわざわざ子供に恥ずかしいという言葉をかけなくてもいいですよね。

我が家の息子は、登校前に家で大泣きし学校まで泣きっぱなしでした。
しかも結構な声量で(笑)

大声で泣く子に付き添っている親として恥ずかしい気持ちがないと言ったらウソになります。
そこはぐっとこらえて「泣けばいいさ」「こんなに泣けるのも子供の頃だけだ
という気持ちで歩きました。

小学一年生の時、毎朝泣いていた息子のその後

小学校入学当時、毎日朝泣いていた我が子。
現在では泣かずに1人で登校しています。

たまに「行きたくない」と渋ることや機嫌が悪いことはありますが、一年生の時のような不安や緊張がいっぱいで泣くということはなくなりました。

入学当時、付き添い登校をしていて、校内で会った先生に
大丈夫ですよ、3学期には泣かなくなります
と声をかけていただきました。

当時はその言葉が信じられませんでした。
本当に泣かなくなるのかな?うちの子はいつまでも泣くんじゃ・・・
と不安がとりきれなかったのが正直なところです。

でも、実際に一年生の3学期には泣かなくなりました!

おそらく、我が子は泣いたり付き添い登校をしていた期間が長い方です。
同学年ではほとんど1人で登校するようになっていた2学期も付き添いをしていました。

不安や緊張を感じやすい子はかなり朝泣くことが長引いてしまうかもしれません。
親としては

小学生なのにまだ泣くの?
仕事があるのに・・・早く行って欲しい
他の子は泣かずに登校しているのに

と考えてしまいますよね。

私もそうでした。

忙しい朝に泣かれてしまうと本当に大変ですが、できる限りつきあってあげると子供自身の不安が取れた時、きっと泣かなくなります!

最後に

小学一年生が朝泣いてしまう原因と対応方法についてまとめました。

朝泣いてしまう子の対応は本当に大変ですよね。

一年生はまだまだ小さいです。気持ちも体も成長途中です。
大人でも新しいことへの緊張や不安はありますよね。
大人だから泣かないし、やらなければいけないことを淡々とこなすことができます。
6歳や7歳の子が感情があふれて泣いてしまうのは自然なことだと思いませんか?

時間がかかる子もいますが、成長にともなってきっと泣かなくなるはず。
長い目で見て、今回紹介した対応方法を試していただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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